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アメリカン・スナイパーをミッドランドで観てきました。 [映画]



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アカデミー賞、音響編集賞を受賞したアメリカン・スナイパーを名古屋のミッドランドスクエアシネマで観てきました。
やはり、今話題の作品なので平日の月曜日、お昼過ぎにもかかかわらず、ほぼ満席に近いお客さんが入っていました。

実は、映画を観るまで作品の知識は全くなかったので、観客も少ないだろうなあと思っていたのであまりの観客の大きさにびっくりです。

時間的にちょうど良い時間だったので観ただけなのですが、良い映画を観てよかったと思います。
観客は前回観たジョーカー・ゲームとは客層はがらっとかわり、私のような年配の男性が多かったです。

最初の方に、今、最も話題になっている「イスラム国」の兵士が報道で見慣れたオレンジ色の捕虜服を来た人物にナイフを首にあてているシーンも登場し、まさに今の時代背景にばっちりと重なっています。

当然ですよね、最後にフィクションではなく実話の解説があり納得です。
映画の詳しい内容は、ホームページにお任せするとして、私なりの感想を述べるとしたら「凄い」という一言です。

戦争に出向く兵士達の過酷な訓練、戦地での危険な任務、現地での現地民との対応など、まさに実話を元にした作品ならではの、観る者へビシビシと訴えかけるものがあります。

また、現地で戦う以外にもバックに控える応援部隊の重要性も改めて認識ができました。

今、日本での自衛権や憲法9条の変更など話題になっていますが、この作品を観る限り戦争の悲惨さを目の当たりにして改めて他人事ではなく、日本の国民1人1人が考えなくてはいけないのではないかと感じさせる内容だったと思います。

あの過酷な戦場に出兵すれば精神が病むのもわかります。
善悪の限界をはるかに超えています。

残念ながら主人公のクリス・カイルは亡くなってしまいますが、最後のシーンにでてくる遺体を載せた車が走るハイウエーの沿道やハイウエーに掛かる橋にはクリスを称えるアメリカ国民が国旗を振って悲しんでいる姿がとても感動的でした。

このシーンはきっと、実際に撮られた映像が使われていると思います。
延々と続く沿道の市民たちは心の底からクリスの死を悼んでいることがヒシヒシと伝わる映像でした。

原作はこの本です。



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共通テーマ:日記・雑感

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